映画『ドライブ・マイ・カー』が、2021年8月20日（金）に公開されます。

 

村上春樹さんの同名小説が原作ということで興味を唆られる。タイトルからも

その内容が想像しにくく、とても興味深いところ。

 

この記事では、映画『ドライブ・マイ・カー』のあらすじや結末、また西島秀俊演じる

家福の最後についてもまとめました。

 

 

『ドライブ・マイ・カー』30秒予告 【第２弾】

 

 

ドライブマイカー(映画)のあらすじ

 

舞台俳優であり演出家でもある家福悠介は妻で脚本家の音と満ち足りた毎日を送っていた。

しかし、ある日突然、妻はある秘密を残したまま亡くなってしまう。

 

それから2年の歳月が流れ、悠介はとある演劇祭において、演出の仕事を担当する

ことになりました。そこで悠介は、愛車であるサーブに乗り込み広島に行くことに。

 

そこで家福が出会ったのはみさきという名前の寡黙なドライバーだった。

 

喪失感を抱えたまま生きる家福は、みさきと一緒に過ごしていく中、今まで目を背けて

いたあることに気付かされるのだった。

 

 

 

ドライブマイカー(映画)の見どころ

 

映画『ドライブ・マイ・カー』は、村上春樹さんの同名短編小説が原作。

 

これまでに『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』

『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』といった

人気小説を多数、刊行。

 

群像新人文学賞、野間文芸新人賞、谷崎潤一郎賞、読売文学賞、フランツ・カフカ賞

など数々の文学賞を受賞してきました。毎年、ノーベル文学賞の候補者として名前が

取りざたされていることでも有名な存在。

 

そんな村上春樹さんが手がけた原作小説は、2013年に『文藝春秋』に掲載され、

その後、2014年に短編集『女のいない男たち』に収録される形で刊行されています。

これをベースにした映画『ドライブ・マイ・カー』は、どのような展開になっていくのか、

期待です。

 

そして今作の見どころはなんと言っても豪華な出演俳優。

演出家で舞台俳優の家福悠介を演じるのは西島秀俊。

 

実力派俳優として知られこれまでに『サヨナライツカ』『セイジ-陸の魚-』『ストロ

ベリーナイト』『人魚の眠る家』『任侠学園』などの映画に出演、ドラマ『あすなろ

白書』『死刑台のエレベーター』『木曜日の食卓』などにも出演、映画『シン・ウル

トラマン』や『劇場版きのう何食べた？』、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」など

今後も話題作への出演が続く。

 

本作『ドライブ・マイ・カー』では妻を亡くし、喪失感を抱えた舞台俳優・演出家と

いう役をどのように演じているのか注目。

 

家福が広島で出会う寡黙なドライバーの渡利みさきを演じるのは三浦透子。

2002年に飲料水のテレビＣＭに出演して話題となり、同年の10月にテレビドラマ

『天才柳沢教授の生活』に子役として出演し、その後はテレビドラマ『鈴木先生』

や『時をかける少女』に出演し『陽だまりの彼女』や『私たちのハァハァ』などの

映画に出演。

 

2015年の映画『ロマンス』ではエンディングソングを担当するなど歌唱力にも定評が

あり、2017年にはカバーアルバムで歌手デビューを果たした。

 

実力派俳優の西島秀俊相手に寡黙な役をどのように演じるのか気になる。

 

 

 

ドライブマイカー(映画)の結末ネタバレ

 

映画『ドライブ・マイ・カー』の結末も気になりますが、まだ分かっておりません。

そこで、映画『ドライブ・マイ・カー』の原作小説のネタバレを見ていきましょう。

 

実は、家福音は4人の男性たちと不倫していたのです。

 

その男性たちはみんな俳優でしたが、映画を製作している間だけという関係でした。

悠介は、このことを知って苦悩しつつも、気付かないふりをしていたのです。

 

音は病死してしまうのですが、その間にも悠介は、彼女に理由を訊きたくて仕方が

なかったものの、結局、聞けずじまいだったのでした。

 

そんな2人の間には、過去に子供がいたものの、すぐに亡くなっていて、音が不倫を

始めたのは、それから後のことだったのです。

 

さて悠介は、渡利みさきに音の不倫相手の1人だった俳優の高槻と友人になったことが

あったと話しました。

 

高槻と会った悠介は、彼が音のことを本当に好きだったということを知ったのです。

しかし、なぜ音が高槻に惹かれていったのかは未だにわからないままである。

 

 

 

家福(西島秀俊)の最後は？

 

映画『ドライブ・マイ・カー』で、主人公の家福は、最終的にどうなるのでしょうか。

こちらも原作小説のネタバレを見ていきましょう。

 

悠介は、みさきに、高槻とは飲み友達として付き合ったものの、ある時を境に付き合いは

消滅したと語っていきました。悠介は高槻からかかってきた電話を敢えて無視するように

なったのです。

 

それからも悠介は、音が高槻と不倫するようになった理由について考え続けていきました。

そんな悠介に対してみさきは、音の不倫に関する自身の考えを述べていきます。

 

みさきは悠介に、音は高槻のことを好きじゃなかったからこそ、彼と不倫をしたのでは

ないかと語ったのでした。

 

 

 

まとめ

原作小説を見る限り、かなり深く重たい内容のようです。原作が短編小説であるだけに

今回の映画では、どのように描かれていくのかが楽しみです。

 

公開は、2021年8月20日（金）

見逃すわけにはいきませんね。

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ