耳をすませば(2020)映画のタイトルの意味とは?原作者の意図や伝えたいことについても

 

映画『耳をすませば』が、近日公開予定となっています。

 

1995年に公開され社会現象にもなった柊あおいさんの同名漫画が原作でスタジオジブリ

のアニメではなく実写映画化です。

 

四半世紀を経て実写化されるとあってファンのみならず、その期待感はかなりなもの。

またキャストも月島雫役が清野菜名さん、天沢聖司役が松坂桃李さんと豪華。

 

ということで今回は、映画『耳をすませば』のタイトルの意味、タイトルに込められた

柊あおいさんの意図や伝えたいことについてまとめました。

 

 

 

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耳をすませば(映画)のあらすじ

 

映画『耳をすませば』は、スタジオジブリ版の続編となっています。

 

そのため時系列順にスタジオジブリ版そして今回の『耳をすませば』のあらすじを

見ていきましょう。

 

 

スタジオジブリ版あらすじ

主人公の月島雫は中学生。趣味は読書で暇さえあれば学校の図書室や図書館へ通って

います。人生を左右しかねないほど重要な高校受験が迫っていたものの雫の頭の中は

本のことでいっぱいだった。

 

そんなある日、雫にある重大な変化が訪れました。

それは天沢聖司という同級生の男子生徒と出会ったことだった。

 

雫と聖司の出会いは最悪で雫にとって聖司の印象は良くありませんでした。

ところがそんな聖司と過ごすうちに、だんだん惹かれていくようになります。

 

なぜなら聖司がまだ若いのにも関わらず、ヴァイオリン職人を目指すという自分の夢を

持ち、そのためにイタリアに修業に行こうと考えていたからでした。

 

また対する雫も小説家を志望していて高校受験よりも小説を執筆することに時間を

割いていた。

 

やがて二人は、恋愛関係になり、互いの夢の実現を誓う。

 

雫はその後、自分がすべきことは勉強だと気づく一方、聖司は家族の理解が得られて、

イタリアに向けて出発することに決まるのでした。

 

そして聖司は、出発する前に雫にプロポーズをするのです。

 

 

 

今作のあらすじ

あれから(中学時代)10年が経ち大人になった雫と聖司。

 

ところが雫は、小説家になるという夢は諦め出版社に勤務し児童小説の編集者をし、

毎日本を売るために奔走していた。

 

一方の聖司はあれからずっと海外で自分の夢を追いかけていました。

あまりにもかけ離れた生活を送る雫と聖司の関係は、微妙なものになっていきます。

 

今のところここまでしか判っていません。

 

映画『耳をすませば』は、雫と聖司の青春時代を描いたスタジオジブリ版と比較してみると

少しシビアな感じになっていきそうです。とはいえその世界観を壊すような流れになるとは

思えません。

 

さて10年後、大人になった二人はどのようになっていくのか?

 

 

 

耳をすませば(映画)のタイトルの意味とは?

『耳をすませば』は、この印象的なタイトルが気になるところ。

 

そこでこのタイトルにはどういう意味があったのか調べてみました。するとかなり意外

なことが判明しました。

 

雫が執筆した小説の中に「ほら、耳をすませば」というセリフがありました。

 

これは恋人たちがたくさんの困難を乗り越えてめぐり逢う、というくだりで、

耳をすませば声が聞こえてくるという部分。

 

耳をすませば、相手の存在が聞こえるという意味だと考えられる。

 

この部分を意識すれば、映画『耳をすませば』への印象もかなり変わるのでは

ないでしょうか。

 

 

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タイトルに込めた原作者の意図や伝えたいこと

それでは『耳をすませば』のタイトルに込められた柊あおいさんの意図や伝えたいこと

とは何だったのでしょうか。

 

漫画はスタジオジブリ版との間に若干の違いはありましたが基本的な流れは同じでした。

そのためタイトルの意味もそれほど変わりはなく、恋人たちの心の繊細な動きを表現した

かったのではないかと思います。

 

これだけでも素敵ですが、女子中学生の書いた小説にフレーズとして登場させるあたり

は見事。耳をすませば、相手の存在や思いが聞こえるよと伝えたかったのではないかと

考えられます。

 

 

こちらも合わせてご覧ください。

 

 

まとめ

さて二人はどうなるのか?大人になった二人の人生の選択が楽しみです。

 

近日公開予定となっていて、はっきりした公開日の情報はまだありませんが

ぜひ公開してもらいたい作品であることは間違いのないところ。

 

公開が待ち遠しいです!

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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