映画『ヤクザと家族The Family』が2021年1月29日（金）に公開されます。

そのタイトルから、いったいどのような内容なのか気になるところ。

 

覚醒剤が元で父親を亡くし自暴自棄になっていた頃、ヤクザの組長を助けたことが

キッカケでヤクザの世界に足を踏み入れ、のし上がっていくというストーリー。

 

そしてその流れは、1995年、2005年、2019年という、3つの時代を通したものに

なっています。

 

ということで映画『ヤクザと家族The Family』のあらすじや結末、また綾野剛さんが

演じる山本賢治の最後がどうなっていくのかについてもまとめました。

 

 

映画『ヤクザと家族 The Family』予告篇

 

 

ヤクザと家族The Family (映画)のあらすじ

 

1999年少年・山本賢治は、父親を覚せい剤によって失い、自暴自棄になりその日

暮らしだった。

 

そんなある日、柴咲組の組長・柴咲博をピンチから救ったことで二人は出会う。

孤独で身寄りのない山本に救われることになった柴咲博は、親子の契を交わす。

こうして山本はヤクザの道に足を踏み入れることになる。

 

短気で喧嘩っ早いところもあったが、筋が通った男でヤクザの世界でのし上がって

行く。いろいろな人々と出会いや別れを繰り返しながら、ヤクザの世界で生きて

きた山本。

 

やがてそんな山本にも守るべき愛する家族ができる。

 

14年後、刑務所から出所した山本だったが暴力団対策法の影響で柴咲組が衰えて

しまった現実に直面しヤクザとして生きていくことの難しさに直面することに。

 

山本は自身の愛する家族と柴崎から与えられた組織（ファミリー）を守るため、

ある決断を下すことになる・・・。

 

 

暴力団対策法とは？

暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律（ぼうりょくだんいんによるふとうなこういのぼうしとうにかんするほうりつ、平成3年法律第77号）は、暴力団員の行う暴力的要求行為について必要な規制を行い、及び暴力団の対立抗争等による市民生活に対する危険を防止するために必要な措置を講ずるとともに、暴力団員の活動による被害の予防等に資するための民間の公益的団体の活動を促進する措置等を講ずることにより、市民生活の安全と平穏の確保を図り、もって国民の自由と権利を保護することを目的とする日本の法律である。略称は暴対法、暴力団対策法、暴力団新法など。

引用元：Wikipedia

 

 

 

ヤクザと家族The Family (映画)の見どころ

 

今作品は、従来のヤクザものとはひと味違い、派手な抗争などというよりも、

山本と柴咲など家族の関係を重視した作品のようです。

 

そんな映画『ヤクザと家族The Family』でメガホンをとるのは藤井道人監督。

藤井道人監督は、2020年映画『新聞記者』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を

受賞したことが記憶に新しいところ。

 

またこれまで『オー!ファーザー』『宇宙でいちばんあかるい屋根』といった話題

の映画を発表してきました。今回もどのように仕上がっているのか楽しみです。

 

一方、映画『ヤクザと家族The Family』は、主人公の山本賢治役を綾野剛さんが

演じるのも見どころ。綾野剛さんは、これまであらゆる役を演じ、憑依型俳優

としても有名。

 

映画『怒り』では、同性愛者の大西直人役。『楽園』では、村八分にされる

中村豪士役。『閉鎖病棟-それぞれの朝-』では、精神病患者のチュウさん役。

 

ドラマでは、NHK大河ドラマ『八重の桜』では、幕末に活躍した会津藩主の

松平容保役。『すべてがFになる』では、名探偵の犀川創平役。『コウノドリ』

では、医師の鴻鳥サクラ役を熱演しました。

 

映画『ヤクザと家族The Family』では、愛する家族とファミリーとの間で揺れ動く

ヤクザをどのように魅せてくれるのか見どころです。

 

山本と親子の契を交わす柴咲組組長・柴咲役の舘ひろしさんをはじめ尾野真千子さん

北村有起哉さん、市原隼人さん、磯村勇斗さん、康すおんさん、二ノ宮隆太郎さん、

駿河太郎さん、岩松了さん、豊原功補さん、寺島しのぶさんなど豪華俳優陣の演技も

見どころ。

 

そして山本の半生を、1999年、2005年、2019年の3つの時代で描かれるということで

それぞれの時代をどのように演じているのか？その時代背景と共に興味深いところ。

 

山本にしても柴崎にしてもヤクザである前に愛する家族を持つ一人の人間として

どのように描かれているのかも見どころと言えるでしょう。

 

 

 

ヤクザと家族The Family (映画)の結末をネタバレ

 

映画『ヤクザと家族The Family』ですが、その結末はどうなるのでしょうか。

 

ところが本作は、小説やコミックが原作ではなく藤井道人監督のオリジナル脚本。

そのため、正確な結末は判っていません。

 

しかしあらすじでも触れたとおり、山本は自らの家族、ファミリーを守るために、

ある決断を下すことになります。また山本は、14年も刑務所にいたということで

何かしらの重罪を犯した可能性が高い。

 

映画『ヤクザと家族The Family』は、愛する家族と組織（ファミリー）としての

親子関係をメインにした作品ですが、過激なシーンがあることも予想されるなど

綾野剛さんのヤクザ役も楽しみですね。

 

 

 

ヤクザと家族The Family (映画)綾野剛演じる山本賢治の最後

 

綾野剛さん演じる主人公・山本の最後はどうなるのか気になります。

こちらもオリジナル脚本であるため、今のところハッキリしてはいません。

 

あくまで予想ですが、ヤクザ映画である以上いくら親子関係がメインであっても

山本と柴咲のうち、どちらか一方、あるいは双方が命を落とすような展開もある

のではないでしょうか。

 

また暴力団対策法の関係でヤクザとして生きていくことが難しくなったことで

愛する家族のため、ヤクザを廃業することも考えられます。

 

さてどうなるのか？映画館で確かめるしかないようです。

 

 

 

まとめ

映画『ヤクザと家族The Family』は、現代におけるヤクザとその家族の実像を

3つの時代を通して描いたという今までにないヤクザ映画で新鮮味があるのでは

ないでしょうか。

 

公開は、2021年1月29日（金）

ヤクザ映画は苦手という方であっても楽しめそうです。

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ