サイレントトーキョー(映画)のあらすじや結末をネタバレ!犯人の正体や動機についても
映画『サイレント・トーキョー』が2020年12月4日(金)に公開されます。
秦建日子さんの小説『And so this is Xmas』が原作で、同作は後に『サイレント・
トーキョー And so this is Xmas』と改称されていました。
そんな映画『サイレント・トーキョー』は、東京を舞台とした連続爆弾テロ事件を
を描いたクライム・サスペンス。
映画『サイレント・トーキョー』の詳しいあらすじは今のところはっきりしていません。
ということで原作小説から、あらすじや結末、犯人の正体や犯行の動機について
まとめました。
映画『サイレント・トーキョー』予告 2020年12月4日(金)公開
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サイレントトーキョー(映画)のあらすじ
山口アイコは、夫のためにクリスマスプレゼントを買いに恵比寿ガーデンプレイス
を訪れました。
せっかく恵比寿まで来たのだから、お茶でもしようとコーヒーなどを購入、そして
ベンチで食べようと腰をかけたところ、見知らぬ男から座っているベンチの下に
爆弾があると告げられます。
アイコが立ち上がると爆発すると言われ、その男の指示に従うしかなかった。
爆弾は30kg以上の負荷がかかると爆発待機状態になり、30kg未満のレベルに戻ると
爆発すると言うのです。
犯人から「恵比寿ガーデンプレイスに爆弾を仕掛けた」とKXテレビに爆発テロの
予告が届いていたことで、情報番組チームでバイトをしていた来栖公太と同僚が
現場に行くよう指示される。
アイコの前に現れた来栖とその同僚は、アイコの指示に従い、同僚をベンチに
座らせアイコを自由にし、来栖のも黒い時計を付けさせた。
その後、山口アイコは彼とともにベンチを離れることができ、移動しました。
やがて別のところで爆発が起こり、警察が捜査に乗り出しますが、犯人は相当な
やり手で、警察も翻ろうさせられてしまうのです。
さて犯人は、犯行予告を行い、渋谷駅のハチ公前を狙うと宣言しました。
そして犯人は首相とのテレビ対談を要求したものの首相が拒否したため、渋谷駅の
ハチ公前で大爆発が起こり、たくさんの大衆が犠牲になってしまったのです。
サイレントトーキョー(映画)の見どころ
見どころは大都会の東京に爆弾が仕掛けられたら一体どうなるのかという設定。
日本は世界の国の中でも治安が良くて暮らし易いという思いが支配している。
国民の多くが平和ボケしてしまっている中、水面下で知らない間に爆弾が東京の
恵比寿や渋谷に次々と仕掛けられていったとしたら人々はどうするのかを鋭く
問いかけていく。
そして爆破テロ事件を起こす犯人とその犯行を食い止めようとする警察との息の
詰まる攻防も見どころ。
また事件現場に居合わせた主婦、契約社員、会社員らの視点も盛り込まれ平凡な
日常が実は当たり前ではなくて、本当はありがたいことであると教えられる。
日常が非日常に突然変わった時に人々の役割が巧妙にそしてスピーディーに変わって
いく展開も見どころでその展開の速さは圧巻。
豪華な出演陣も見逃せない。
人気と実力を兼ね備えた佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊らに加え、若手の実力派で
ある勝地涼、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海らも出演。彼らの思いが複雑に交錯
していく様子も見逃せない。彼らの演技に注目です。
サイレントトーキョー(映画)の結末をネタバレ
これだけのテロが起こっても、首相はテロに屈しない姿勢を崩そうとはしません
でした。首相が犯人の要求を拒否したため、犯人はまたしても犯行予告をする。
警察はハチ公前を警戒。ところが犯人の計画は警察の警戒を上回り爆弾が起動。
(ハチ公の首輪に偽装されていた爆弾)
結果、大勢の人間が亡くなり、渋谷の街を惨状が覆い尽くす。
誰もが日本は安全だと何の根拠もないない思い込みを一瞬にして打ち砕いた。
その後、犯人の行方を追っていた警察は、来栖公太から事情聴取を行いました。
ところが、来栖は一連のテロの犯人ではありませんでした。あくまで来栖は犯人
の言葉を伝えていただけ、またその一方、山口アイコも犯人に指図されていて、
どこにいるのかもわからない状態だった。
その後、ようやく複数の人物によって事件が語られ犯人の正体と犯行の動機が
明らかになっていくのでした。
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犯人の正体や犯行の動機は?
爆破テロ事件の犯人は主婦の山口アイコでした。容疑者として彼女の名前が上がら
なかったのは、犯人は女ではなくて男であるという前提があったからでした。
警察も犯人は男であるという情報を信じてしまい、犯人である山口アイコを容疑者
から除外してしまっていたのです。
山口アイコは戦争で夫を亡くすという悲しい過去があります。戦争で夫がなくなった
といっても戦地に行って亡くなったわけではありません。戦場で多くの部下が命を
落としていったことでアイコの夫は精神を病んでしまい、首を吊って自ら命を絶って
しまったのです。
夫は自殺をする前に妻のアイコに自分が持っている爆弾についての知識と技術を厳しく
叩き込んでいきました。
「日本も戦争ができる国になるべきだ」という総理大臣の発言にアイコは物申した
かったのです。
平和ボケした日本という国に対する怒りから、戦争とは何かを教えることに決め、
東京に爆弾を仕掛けるという犯行に及んだと言えます。
まとめ
最後の最後まで犯人の正体を巧妙に隠し、その疑いの目を他に向けさせる
テクニックは楽しめたが、爆発に巻き込まれるシーンに残酷さを感じた。
犯人の動機は、理解しにくい。また登場人物の多さも気になる。
この辺りを映画ではどのように描かれているのか楽しみです。
公開は、2020年12月4日(金)
最後までありがとうございました。
ゆうすけ