事故物件恐い間取り(映画)心理的瑕疵ありの意味とは?定義や告知義務ついても

 

映画『事故物件恐い間取り』が、2020年8月28日(金)に公開されます。

 

事故物件住みます芸人の松原タニシさんの事故物件在住記録をつづった異例の

ノンフィクションの映画化という新感覚のホラー作品となっていました。

 

監督を『リング』『貞子』『スマホを落としただけなのに』の中田秀夫、主演を

KAT-TUNの亀梨和也さんが務めるということでとても興味深い。

 

そんな映画『事故物件恐い間取り』ですが、今回は内容そのものではなく、本作で

登場する『心理的瑕疵あり』という言葉について、その意味や定義、告知義務に

ついてまとめました。

 

 

映画『事故物件 恐い間取り』【予告】8月28日(金)全国公開

 

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事故物件恐い間取り(映画)心理的瑕疵ありの意味とは?

 

映画『事故物件恐い間取り』は、事故物件に住むお笑い芸人が体験する怪奇現象を

描くという、これまでにあまり聞いたことがないストーリー。しかも作り事ではなく

全てが実話ということでその恐怖にも説得力があります。

 

さて映画『事故物件恐い間取り』は、事故物件がメインテーマになった作品なわけ

ですが、事故物件といえば『心理的瑕疵あり』という、あまり聞きなれない言葉も

話題になっていました。

 

それでは、この『心理的瑕疵あり』とは、いったいどのような意味があるのか?

 

この言葉自体は不動産用語で、そして『瑕疵』という言葉なのですが、簡単に説明

するなら、キズという意味で要は問題があるということを意味しています。

 

マンションなどでいえば、通常であれば、電気がつかない、水道から水が出ない

といったことが、この瑕疵にあたるわけですが、ここでいうのは心理的瑕疵です

から、あくまでも物理的な問題ではなく、心理的な問題のこと。

 

つまり事故や自殺、殺人事件などで住人が亡くなっていたり、墓地や宗教団体の施設

が隣接していたりなど、借り主が強い心理的抵抗を感じる条件があることです。

 

要はこれら条件があるということは、心理的にキズがあるということになります。

 

物件情報の備考欄に『心理的瑕疵あり』『告知事項あり』と書かれていれば、その

ほとんどが事故物件であることが多いようです。

 

 

 

心理的瑕疵ありの定義

 

上記で示した通り『心理的瑕疵あり』とは心理的に欠陥や欠点があると言うこと

ですが、この「心理的」というのは、感情的なことが問題になることから、感情や

考え方は人によって全く違うということで、定義はありません。

 

要は、人によって違う、変わることに対して定義を決めることはできないということ。

 

基本的には、その物件に対してのある事実「家を借りる前にその事実を知っていたら

借りていなかったであろう」ということを基準に事故物件である、心理的瑕疵がある

物件であるという設定がされているようです。

 

 

以下のようなケースが、心理的瑕疵ありとされるのが一般的です。

・その物件で、居住者が自殺、他殺、事故死といった不穏な亡くなり方をしている。

・その物件の周辺に嫌悪施設が存在している。

・その物件の周辺に暴力団事務所がある、といったものです。

 

因みに嫌悪施設というのは、

・小学校、中学校、工場といった、それ自体のイメージは悪くないが、声や騒音が激しいような、別な問題を抱えたもの。

・墓地、葬儀場、火葬場、刑務所といった、あまり目にしたくないようなもの。

・原子力発電所といった、万が一の恐れが懸念されるもの。

・清掃工場、産業廃棄物処理場、下水処理場といった、衛生上、好まれないようなもの。

・また性風俗店といった、イメージが良くないもの、など。

 

職業差別のようなことはよくありませんが、たしかに、これらの周辺の物件とくれば、

二の足を踏む方は少なくないでしょう。

 

 

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心理的瑕疵ありの告知義務

 

それでは心理的瑕疵あり物件で、不動産業者が借主への告知義務についてはどうなって

いるのでしょうか。

 

自殺や殺人事件などがあった直後の物件の取引の場合は、瑕疵についての告知

義務が決められているようですが、その事情から名義がいくつか変わってしまうと

告知しなくても良い、とされている場合もあるようです。

 

これは原作『事故物件怪談恐い間取り』のエピソードとして出ていたのですが、

事故物件を持つオーナーが物件の募集をすれば、事故物件であるということを公示

しないといけなくなり、そうすれば現住人が出ていってしまうと懸念する。

 

そこで松原タニシさんの元へこの物件の話しが舞い込む。もしも松原タニシさんが

そこへ住むと言えば、そのオーナーの告知義務はなくなる。

 

要は、その事故が起きて次に誰かが住めば、告知義務はなくなるということ。

このことをタニシは『事故物件ロンダリング』と言っていた。

 

 

ところが、この『心理的瑕疵』については、一般的には、一定の時間経過によって、

希釈されるものと理解されていて、事件後、長期間経ったのであれば、嫌悪感等は、

希釈され、瑕疵に当たらないとされますが、もしも事件等の内容があまりにも残忍で

世間の記憶に深く残っている場合、嫌悪感は希釈されず、瑕疵に当たると判断された

判例もあるようです。

 

なので心理的瑕疵には、時効がないということになります。

 

心理的瑕疵に対する告知義務は、時間が経過したり、一旦、誰かが入居したりすると

なくなると考えられていますが、必ずしも一律の基準によって判断されるというわけ

ではないようです。

 

 

こちらも合わせてご覧ください。

 

 

 

まとめ

今作品を通じて、ただ怖いだけではなく、何かと考えさせられる作品です。

『心理的瑕疵あり』などという概念があったことも、驚きでした。

 

今後に活かされるかどうかは、分かりませんが、このようなことを知っておくのも

悪くないと思います。

 

映画『事故物件恐い間取り』の公開は、2020年8月28日(金)

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 

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