ステップ(映画)のタイトルの意味とは?原作者重松清の意図やメッセージについても

 

映画『ステップ』が、2020年4月3日(金)に公開されます。

 

30歳でシングルファーザーとなった父親とその娘の成長を描いたヒューマンドラマ

ということ、またその父親役に山田孝之さんがキャスティングされたということで

話題になっています。

 

ということで今回は、映画『ステップ』のタイトルの意味や原作者重松清さんが

タイトルに込めた意図やメッセージは何だったのか?についてまとめてみました。

 

※新型コロナウイルスの影響で公開が延期になりました。

公開日が決まり次第、追記します。

 

 

映画「ステップ」4.3(金)公開/予告編

 

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ステップ(映画)のあらすじ

 

主人公の武田健一は30歳、結婚して3年目。娘の美紀がまだ1歳半のとき最愛の妻、朋子

を病気で亡くしてしまいます。

 

健一は、義理の両親である村松明と村松美千代から、美紀を引き取ろうという申し出を

断り、美紀とふたりで生きて行くことを決断します。若くしてシングルファーザーと

なった健一。

 

美紀は、母親はいないながらも、健一の手により、無事に育てられていきました。

また祖父母である村松明と村松美千代や周りの大人たちの助けを借りながらも、

温かく見守ってもらい、なんとか生活をしていました。

 

ところがそんなある日、健一と美紀のもとへ、村松明が倒れたという、ショッキング

な知らせが。早速二人は、村松明のもとへと駆けつけますが・・・。

 

映画『ステップ』は、家族の絆を描いた、涙なしには観ることができない作品の

ようです。結末はいったいどうなるのか?

 

 

 

ステップ(映画)の見どころ

 

原作は直木賞作家・重松清さんの同名小説。重松清さんは『ナイフ』『定年ゴジラ』

『エイジ』『カカシの夏休み』『ビタミンF』『流星ワゴン』など、数々の名作を世に

送り出してきた人気作家。人情味溢れる、染み染みとした作風が定評になっています。

 

本作『ステップ』も同様のようでその辺りも見どころと言えるでしょう。

また映画『ステップ』は、キャストも注目すべき面々でした。

 

まず主人公の武田健一役が山田孝之さん。山田孝之さんは、今作で初のシングル

ファーザー役ということで、どのように魅せてくれるのかも楽しみのひとつ。

 

娘の武田美紀役は、2歳は中野翠咲さん、6歳〜8歳までは白鳥玉季さん、9歳〜12歳

までは田中里念さん、3人で担当。さらに川栄李奈さん、広末涼子さん、國村隼さんなど

若手からベテランまで充実の布陣となっていてそちらも見どころの一つと言えます。

 

加えてストーリーも感動的で号泣必至ということ、そして秦基博さんの「在る」

(2019年12月発売のアルバム『コペルニクス』に収録)が主題歌ということで

見どころ満載と言えます!

 

 

 

ステップ(映画)タイトルの意味とは?

 

公開が待ち遠しい映画『ステップ』ですが、このタイトルの意味が何だったのかが

気になります。

 

ステップ」という言葉の意味は”歩み”ですが、これには歩くという意味と前進して

いくという、2種類の意味があります。

 

本作はすでに取り上げてきたように、健一と美紀が1歩1歩、未来へ向かって歩んで行く

様子を描いた内容になっています。したがって2つの意味のうち、後者の”前進していく”

だったのではないかと考えられます。

 

 

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ステップ(映画)のタイトルに込めた原作者重松清の意図やメッセージとは

さて映画『ステップ』の原作小説にて、原作者の重松清さんがタイトルに込めた意図、

メッセージは、どういうものだったのでしょう。

 

本作の場合、やはり先述のとおり「ステップ」というタイトルの意味は”前進していく”

というものだと思われます。

 

そこで調べてみたところ、重松清さんは原作小説『ステップ』を中央公論に連載して

いた当時『恋まで、あと三歩。』というタイトルで発表していたことが分かりました。

これはけっこう意外な話です。

 

「恋」とは、健一が妻を失った後、斎藤奈々恵という女性と恋仲になっていくことを

指しているものと推測されます。よって健一の美紀との前進、斎藤奈々恵との前進、

双方を掛け合わせ、また強調したかったのではないでしょうか。

 

要は、健一の成長、美紀の成長、同じく過酷な過去を抱えた斎藤奈々恵の成長、

それぞれの人としての成長や人生そのものの成長が観るものに勇気や感動を与え、

生きることの意味や家族の絆、世間との絆をメッセージとして伝えたかったのでは

ないでしょうか。

 

 

こちらも合わせて御覧ください。

 

 

 

まとめ

重松清さんの作品は、映像化されたものも少なくありません。

それだけに映画『ステップ』も大いに満足することができる仕上がりになるのでは

ないかと考えられます。

 

自分自身がシングルファーザー、シングルマザーの家庭か否かにかかわらず、

感動できることは必至。

 

公開は、2020年4月3日(金)

感動したい。泣きたい。方は、本作を外さないようにしてください。

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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