ターミーネーター2映画のラストのセリフの意味は?ナレーションや泣ける理由について考察
映画『ターミネーター2』が2019年11月16日21:00~23:10、『土曜プレミアム』で
放送されます。
本作は、1984年にスタートしてから35年になる映画『ターミネーター』シリーズ中、
最高傑作とされています。また劇中には名セリフがいくつかあり、ファンの方に
とっては思い入れのある作品です。
そこで今回は、そんな映画『ターミネーター2』の名セリフを取り上げていくと同時に
ラストのセリフの意味、ラストのナレーション、泣ける理由もまとめてみました。
『ターミネーター2 3D』予告編 ロングバージョン
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ターミネーター2映画の名セリフ
映画『ターミネーター』シリーズ全体における名セリフと言えば、誰もが知っている
「I’ll be back」ではないでしょうか。
「戻って来るぞ」という意味で、T-800、ひいては演じるシュワちゃんの代名詞とも
なった、ハリウッド史に残る名セリフと言えるでしょう。
映画『ターミネーター2』にも登場するわけですが、『ターミネーター』とはまた違った
感じになっています。
『ターミネーター』では、T-800が警察署に現れたシーンで受付の
警官に待っているように言われた後、「I’ll be back」と言ってその場を離れます。
『ターミネーター2』では、サイバーダイソンで激しい銃撃戦のなか警官隊に包囲され
身動きが取れない状況でサラやジョンに「I’ll be back」と残し、警官隊に突っ込んで
いきます。このシーンが元で流行るきっかけになったのですが、どこかへいく時など
誰もがよくこのセリフを使っていましたね^^
しかし本作の場合、これよりももっと注目を集めた名セリフがありました。
それが、Hasta la vista, Baby!「地獄で会おうぜ」です。
ジョンが、自分の指示に従うT-800に教えたセリフですね。コミカルでもありますが、
ジョンとT-800の人間と機械を超えた友情を象徴する、とても印象深い名セリフと
なりました。
「未来は変えられる。運命なんてものはない。自ら作り上げるものだ」
またこんなセリフもありました。元は、抵抗軍のリーダーのジョンがカイルを通して
サラに伝えた言葉。今作品のテーマの一つとも言えるセリフだと思います。
サラに出会ったカイルが「審判の日」は避けられるとサラを勇気づけるために言った
言葉でその後、サラが幼いジョンに言い伝え、ジョンやT-800の行動にも繋がります。
「人間がなく気持ちが分かった。俺は泣くことはできないが」
やっとのことでT-1000を倒したクライマックスシーンで自身のマイクロチップを破壊
するため溶鉱炉に沈めるときにT-800が涙ぐみ必死に止めようとするジョンに言った
セリフ。多くの方がこのシーンで感動しました。
今作品でジョンとT-800はある種、親子のような関係を築いていきます。
このシーンでT-800が別れることに対して、人間の感情の一部を理解したことを示し
ました。このセリフ以外にも、彼らの親しい関係を印象付けるようなシーンも見どころ
になっています。
ターミネーター2映画のラストのセリフの意味とは?
映画『ターミネーター2』は、T-800やT-1000が登場する序盤から、死闘を繰り広げる
圧巻のラストまで、一瞬たりとも目が離せない展開となっていきます。
さてラストといえば、先程もお伝えしましたが、T-800の放った名セリフ。
「人間がなく気持ちが分かった。俺は泣くことはできないが」です。
T-800は、未来の対スカイネットの人類のリーダーであるジョンを守ることが使命。
そのため、それ以外のことは基本的に彼の知るところではありません。
今作では人間の感情と生命の尊厳を理解するのか?ということが作中にところどころ
出てきます。今作品のテーマの一つにもなっていると思われます。
そしてこの戦いを通して、ジョンと友情を育んできた彼が、最後の時を迎え、人間の
感情の一部を理解したこのセリフに感動を覚えた方も多いのではないでしょうか。
「亡き父親を思い出した」という方もいたようです。
やばいですね。号泣必至!
ターミネーター2映画のラストのナレーションとは?
映画『ターミネーター2』の名セリフでは、T-800のものだけではなくサラのものも話題に。
ラストのナレーションで彼女が語る、とても意味深なものでした。
「目の前には未知の未来が。だが今は希望の光が見える。機械のターミネーターが
生命の価値を学べるなら、我々も学べるはずだ」
サラは、未来の対スカイネットの人類のリーダーであるジョンの母親として彼を育てて
いくつもりです。そこで劇中では、T-800によってT-1000が倒されたものの、そのことに
安住することなく、人類もさらに進歩できるはずだという、さらなる決意を表していく
ということですね。
ただのアクション映画ではなく、そこにいくつも散りばめられた名セリフなど
からジェームズ・キャメロン監督のメッセージが伺えますね。
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ターミネーター2映画が泣ける理由を考察
名シーンを列挙していけばキリがないといっていい、映画『ターミネーター2』。
しかし本作には興奮させられるだけではなく考えさせられるシーンも複数あります。
サラのマイルズ・ダイソン殺害断念シーン、などなど。
また「地獄で会おうぜベイビー」もジョンとT-800の友情として印象的ですが先述の
とおり、やはり「人がなぜ泣くのか分かった・・・」と語ったシーンがとくにそうで
しかも泣けるのです。どうしてここが泣けるのでしょうか?
T-800とジョン・コナーの最後の別れは壮絶なものでした。
T-1000を溶鉱炉に消し去った後、T-800は、ジョン・コナーに、自分も同様に消し去る
ように頼むのです。そして別れを惜しむジョンに対し、T-800がこの名セリフを語った
というわけです。
ただの機械であるターミネーターが人間であるジョンの悲しさを理解したというだけ
でも泣けます。そして自分を溶鉱炉に葬れというのですから、これで泣けなかったら
嘘でしょう。
こちらも合わせて御覧ください。
まとめ
映画『ターミネーター2』は、SFアクションとしてだけではなく、ある種ヒューマン
ドラマとしても優れていたと言えるでしょう。映画『ターミネーター』シリーズ中、
最高傑作とされるのも無理はないかと思われます。
因みに現在公開の最新映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』は、本作の正統
な続編とされています。まだ『ターミネーター2』を観ていない方は、ぜひ今回の
土曜プレミアムをお見逃しなく。
放送は、2019年11月16日21:00~23:10
感動必至です。
もしも前作の『ターミネーター』をまだ観ていないならこちらかどうぞ!
合わせてみるとより楽しめますよ。
最後までありがとうございました。
ゆうすけ