ポップスター(映画)の原題Vox Luxの意味とは?意図やメッセージについても
映画『ポップスター』が2020年6月5日(金)に公開されます。
ナタリー・ポートマン主演で過去の壮絶なトラウマを持つポップスターを描き、
ナタリー・ポートマン扮するセレステのヴィジュアルにも注目が集まっていて
公開が楽しみな作品。
ということで今回は、映画『ポップスター』の原題のVox Lux意味、また原題に込め
られた意図やメッセージについてまとめました。
【公式】『ポップスター』近日公開/本予告
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ポップスター(映画)の原題Vox Luxの意味とは?
映画『ポップスター』は、その名のとおり、ナタリー・ポートマンが扮する
セレステという、架空のポップスターを描区という内容。
とてもキャッチーで、尚且、分かりやすいタイトルだとい言えるでしょう。
しかしこれは邦題で、原題はまったく異なったタイトルでした。
映画『ポップスター』の原題は『Vox Lux』
分かりづらいですが、こちらはどういう意味だったのでしょうか?
実はこれはラテン語で、英語では「Voice of Light」となります。
『光の声』という意味がありました。
「ポップスター」と「光の声」では、受ける印象が全く異なるということで、
気になるところ。
ポップスター(映画)の原題に込められた意図は?
原題の『Vox Lux』は、「光の声」という意味でしたが、それではこの「光の声」
には、どういった意図があったのでしょうか?
詳しくは後で説明していきますが、映画『ポップスター』は、一般的な主人公が
スターダムにのし上がる過程を描く作品ではありません。
むしろ主人公のセレステがポップスターになった後、様々な問題が展開されていく
という、起伏にとんだストーリーでした。どちらかといえば、楽しめるような作品
ではなく、考えさせられる作品と評して良いでしょう。
そのため原題が「光の声」だったのは、セレステのポップスターとしての光と影を
描きたいという意図があったのではないでしょうか?
何れにしても映画『ポップスター』は、セレステの栄光と挫折を描き、そして再起
を図るその姿は、観るものを惹きつけ、感動を呼ぶこと間違いなしです。
ポップスター(映画)の原題に込められたメッセージは?
こちらは、具体的に明らかにされていないため、ハッキリしたことは言えません。
しかし映画『ポップスター』は、ブラディ・コーベット監督作品でナタリー・
ポートマンが主演で製作総指揮も務めていました。
ブラディ・コーベット監督といえば、映画『シークレット・オブ・モンスター』では、
原題は「The Childhood of a Leader」。
「The Childhood of a Leader」は「リーダーの幼少期」という意味ですから、割と
シンプルなネーミングであると言えます。
ところがナタリー・ポートマンが製作総指揮も務めた映画『ジェーン』では、
原題は「Jane Got a Gun」。
「Jane Got a Gun」は「ジェーンは銃を持っている」という意味ですから、こちらも
比較的、シンプルなネーミングではないでしょうか。
これらを見る限り、映画『ポップスター』の原題の「光の声」にも、そこまで複雑
なメッセージはないのかもしれません。
次でご紹介していきますが、やはりセレステの浮き沈みの激しい人生のメタファー
といった意味合いが強そうですね。
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ポップスター(映画)のあらすじ(内容)
セレステとエレノア姉妹は、1999年学校で同級生による銃乱射事件に巻き込まれる。
セレステは重症を負ったものの、なんとか一命は取り留めた。ところが事件の凄惨
さはセレステの心に大きな影を落としてしまうことに。
セレステは事件により痛めた背骨のリハビリに励むが、その時間の合間にエレノアと
曲を作ります。そしてその後、事件の追悼式典でセレステがその曲を歌うことになり
ますが、国中の人から注目を浴び、これを機にスターへの階段を駆け上がることに。
ところが順調に思えたセレステも2017年には、スキャンダルまみれになっていて、
栄光に陰りが見えていたのです。しかしなんとか再起を図ろうとしていた矢先、
あの忌まわしい事件を思い出さざるを得ないような事件が発生する。
過去のトラウマを完全に拭い去っていなかったセレステは、苦悩するしかなかった。
こちらも合わせてご覧ください。
まとめ
映画『ポップスター』は、キャストもストーリーもインパクト大でかなり興味が
惹かれます。
公開は、2020年6月5日(金)
さてどのような結末を迎えるのか、楽しみです。
最後までありがとうございました。
ゆうすけ